今春(2025)、『特定技能人材』訪問介護解禁の見通し
現在、介護分野での特定技能外国人は、訪問介護分野での就業が認められていなかったが、
今春から、研修を条件に認めることになる見通しとなりました。
これまでは、利用者との意思疎通や対応に懸念があるとして認められていませんでしたが、
2025年に団塊世代が75歳以上となって介護需要が高まる中、必要なサービスを受けられない「介護難民」の増加も念頭に、業界で深刻化する人手不足の解消につなげることになりました。
特定技能は人手不足が深刻な業種で即戦力として働ける外国人を受け入れる制度。
介護分野の特定技能の外国人は約3万7千人で、政府は28年度末までに最大13万5千人を受け入れると見込んでいます。
出身国への技術移転を目的とする技能実習で介護分野の外国人は約1万6千人だが、技能実習制度は、2027年終了予定となっている。
